「“余白”があるから、会話が生まれる」—大人のための空間設計術
平本:今回はお客様インタビューということで京都市のsakura伊食堂の桜井さんにお話を伺います。よろしくお願いいたします。
桜井:よろしくお願いします。
平本:今年で洋食歴は何年ぐらいですか?
もう21年ですね。
平本:21年もやってるんですね。メニューの考案とかは一人でされてるんですか?
そうですね。自分でやってます。
平本:では自分の舌と腕が勝負ですね。
こちらをオープンされてしばらく経つと思いますが、ご自分のお店作ろうと思った時に明確なイメージはあったんですか?
桜井:はい。それがあったので平本さんにお願いした感じですね。写真を送ったり、イメージしているお店に実際に一緒に行ってもらったり。鉄と、コンクリートのグレーと、木が組み合わさった感じをイメージしていました。
平本:実際に自分のお店が仕上がってみていかがでしたか?
桜井:とても満足しています。よくデザイナーさんや設計士さんに頼んだの?って聞かれますよ。いっぱい画像を送ったりとかしてこちらの希望を伝えてすごいイメージ通りに仕上げていただきました。

平本:その時の対応はいかがでしたか?
桜井:「大丈夫です!」「OKです!」「いけます!」といつも言ってくださって本当に頼りになりました(笑)。
イメージを実現してくれる能力が本当にすごいですよね。
平本:「いけます」が口癖ですからね笑。言うだけ言っておこうと思いまして。
桜井:このテーブルも作ってもらいましたが、お客さんからすごく評判良くて気に入ってます。脚は既成のものを買ってきていただいたんですが、天板は安くていいものを探してもらって組み立てまで。
平本:確か桜の木でしたね。
桜井:色や木目の感じがとても良くて、お客さんでもこれって桜の木ですか?とわかってくださる方もいますよ。

平本:一緒に試行錯誤しながらお店作りをしましたね。設計士さんを間に入れなくてもすごくいい雰囲気のお店になりましたよね。
桜井:設計士さんを入れたら確かにおしゃれでいいものになるかもしれませんが、その設計士さんの色がどうしてもついてしまうじゃないですか。その人のクセみたいなのがどうしても反映されてしまう。
素材も必要以上にいいものを使おうとしたり。そうすると金額がどうしてもその分高くなってしまいますよね。
実は平本さんにお願いする際に、別の会社にも相見積もりをお願いしましたが、300万円くらい違いがありました。
もし平本さんに出会ってなかったらこの店の感じにはなってないと思います。お金が足りなくて、この部分は我慢しようって感じになってたかもしれません。
平本:店舗オーナーはお店を作る時に設計デザイナーと揉める人もいるみたいですね。
桜井:そうですね。よく聞きます。勝手に追加で設計しておいて誰が費用を出すんだと。デザイナーさんと施工業者が揉めてっていうこともあるみたいですし。

平本:オーナーは店舗を改装したりする時に、とにかく決めることが多いので大変ですよね。
桜井:決めることが多いから投げ出しそうになります(笑)。途中で投げ出して、やっぱり変なことになって後悔したっていう話もよく聞きますよ。希望する厨房になってなかったりとか。全部任せると言っちゃったら終わりですからね。出来てしまうと後で取り返しがつかない場合もあります。
平本:本当に細かいこともたくさん決めないといけませんからね。桜井さんは自分で決めたいタイプでしたよね。
桜井:もちろんアドバイスはいただきましたが、任せなくてよかったなと思っています。何かうまくいかなかったときに、自分で決めたら自分のせいですが、誰かに決めてもらったらダメだった時にその人を恨んでしまうことになるので。自分で決めることで全部自分で責任を負うことができて、納得してできたものができました。
ただ、全く提案が無かったわけではなく、木の扉も平本さんに選んでもらったのですが、すごく気に入ってます。最初は「なんでこんなのを選ぶんだろう?」って思っていましたがハメてみたらピタッとこの雰囲気にマッチして。やっぱりセンスがあるんだなと思いました。
平本:確か値段もすごく安かったんです。満足していただいて嬉しいです。
桜井:やっぱり個人事業主は癖があるというかこだわりが強い人が多いと思います。「こんなお店が作りたいんだ」という思いが強い人はT`s工房さんは特におすすめですね。逆に人に任せたい人は向かないと思います。こだわりが少なく、人に全部任せたい人は別の会社にお願いしたらいいじゃないかな。
自分のイメージが明確にあって、予算もこれくらいと決まってる人は平本さんに一度相談してみたらいいんじゃないでしょうか。

T’s工房の施工事例集と、
店舗への思いの詰まった資料集をプレゼントします!